産後のおしりが大きくなる原因は骨盤のゆがみ?整骨院スタッフが解説
2025年07月05日
出産後、おしりが大きくなったと感じる方へ
「産後、ズボンが入らなくなった」
「ヒップラインが崩れて見える」
「おしりがたるんだ気がする」――
ママになってからそんなお悩みを抱えておられませんか?
出産後のおしりの変化に戸惑う女性はとても多く、これは単なる体重の増加ではなく、骨盤まわりの構造や筋肉バランスの変化が深く関わっています。放っておくと、下半身太りや腰痛、股関節痛など、慢性的な不調につながることも少なくありません。
産後に起きた体型の変化や不調は、正しい知識とケアによって改善が可能です
この記事では、「なぜ産後におしりが大きくなるのか?」という原因から始まり、整骨院で行う産後骨盤矯正の内容、そして気になる費用面や自費診療についてのご説明までを、神戸市兵庫区の地域に根ざした整骨院であるかとう鍼灸整骨院の柔道整復師が、専門的な視点で丁寧にお伝えします。
産後の体型変化に悩む方が、「あの頃のパンツをもう一度はきたい」「以前の自分に戻りたい」と思ったとき、その一歩を踏み出すためのヒントになれば幸いです。
出産後にお尻が大きくなる・垂れる主な原因とは?
産後におしりが大きく見えたり、垂れてきたように感じたりするのには、明確な理由があります。単なる体重の変化ではなく、出産にともなう骨格や筋肉、生活習慣の変化が複雑に影響しているのです。以下では、整骨院の現場で多くの方に見られる代表的な原因を解説します。
骨盤の開き・ゆがみ
出産時、赤ちゃんが産道を通るために、骨盤は大きく開きます。出産後は自然に戻るとされているものの、育児中の抱っこや授乳などによる不良姿勢、筋力低下などの要因により、骨盤が本来の位置に戻らず「開いたまま」や「左右にずれた状態」で固まってしまうことがあります。
この骨盤の開きやねじれにより、内臓や脂肪が下に落ちやすくなり、おしりが外側や下方に広がって見えるようになります。ヒップラインの崩れやズボンがきつくなる原因のひとつです。
筋力の低下(特にお尻まわりの筋肉)
妊娠中はお腹が大きくなることで運動量が減り、さらに出産後も育児に追われる日々が続くため、自然と筋力が低下しやすくなります。特にヒップラインを支える「大殿筋」や、姿勢を安定させる「インナーマッスル(深層筋)」が弱ると、骨盤が不安定になり、おしりの形が崩れてしまいます。さらに、筋力低下によって代謝も落ちるため、脂肪がつきやすくなるのも悩みを加速させる要因です。
姿勢の乱れと生活習慣の変化
赤ちゃんを抱っこするとき、どうしても身体を片側に傾けたり、前かがみの姿勢を長時間とったりしてしまいがちです。このような「猫背姿勢」や「反り腰」が習慣化すると、骨盤の傾きが悪化し、結果としてお尻や太ももまわりに余計な負担がかかります。また、睡眠不足やストレス、運動不足も代謝の低下を招き、体型の回復を妨げてしまいます。
これらの原因は、単体で起こるのではなく複数が重なり合っているケースがほとんどです。つまり、見た目のおしりの変化は「骨格の問題」「筋肉の問題」「生活習慣の問題」が複合的に影響していると言えるでしょう。
次の章では、こうした原因に対して整骨院でどのようなアプローチができるのか、具体的に紹介していきます。
骨盤矯正でおしりの形は変わる?
「骨盤矯正を受けるとおしりの形が変わるって本当?」
こうした疑問をもたれる方も多いかと思います。実際、骨盤の状態とヒップラインの崩れは密接に関係しており、整骨院での骨盤矯正によっておしりの形やサイズ感に変化を実感される方は少なくありません。
骨盤のゆがみを整えると、ヒップラインに変化が現れやすい理由
骨盤は体の土台です。その骨盤が左右に開いたり、前傾・後傾したりすると、その上に乗る腰椎や背骨、さらには周囲の筋肉にも影響が及びます。
特に骨盤が開いた状態が続くと、内臓や脂肪が下に落ちやすくなり、おしりのボリュームが外側に広がってしまいます。骨盤を正しい位置に戻すことで、筋肉や脂肪の重心も変わり、ヒップラインが引き締まって見えるようになります。
また、骨盤の傾きが整うことで体の軸が安定し、歩き方や姿勢がより自然な形になり、筋肉のバランスも整いやすくなります。
かとう鍼灸整骨院の「産後骨盤矯正」とは?
当院では、国家資格をもつ柔道整復師が、お一人おひとりの体の状態にあわせて骨盤まわりの調整を行っています。具体的には、
- 骨盤の開きやねじれを徒手で整える施術
- 股関節や腰部の可動性チェックと調整
- 必要に応じてインナーマッスルにアプローチする施術
- ご自宅でも継続できるセルフケアや生活習慣のアドバイス
といった内容を組み合わせたオーダーメイドの施術を行います。
施術は痛みを伴わない、やさしい矯正が中心ですので、初めての方や産後の不安がある方でも安心して受けていただけます。
“どうにかしたい”と思った今が整えるチャンス
「このままずっとおしりが大きいままだったらどうしよう…」
「鏡に映る自分の後ろ姿に、がっかりしてしまう…」
出産を経験された女性の多くが、そんな不安や悩みを抱えながらも、日々の忙しさに追われてケアのきっかけをつかめずにいます。
ですが、おしりのたるみや骨盤の開きは、正しいタイミングと方法で向き合えば改善が可能です。特に産後6ヶ月〜1年以内は、関節や筋肉が柔らかいため、矯正しやすい期間と言われています。もちろん、それ以降であっても、骨盤の状態や姿勢の癖を見極めながら調整することで、十分に整えることができます。
「少しでも変わりたい」と思った今が、整えるチャンスです。
整骨院の骨盤矯正は、外から見えるおしりの形だけでなく、体の内側のバランスや、育児にともなう疲れ、日常の不調まで総合的にサポートできる選択肢です。
かとう鍼灸整骨院では、
- 自分の体の状態を知りたい方
- 骨盤矯正が本当に必要かどうか相談したい方
- まずは話だけでも聞いてみたい方
といった、どんなお悩みや不安をお持ちの方でも歓迎しています。無理な施術や勧誘は行いませんので、安心して一歩を踏み出してください。
患者様の「変わりたい」を、整骨院で叶えるお手伝いができることを心より願っています。
このブログを書いたスタッフ
