腰痛の治療効果について
2018年01月16日
腰痛の治療効果について
こんにちは、かとう鍼灸整骨院の福山です。
今回のお話しは、腰痛の治療効果についてです。少し難しい内容だと思われるかもしれませんが、ブログ形式でわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
腰痛治療の種類
まずは、腰痛の種類によって治療効果もそれぞれ違うものもありますので、そこからお伝えしようと思います。腰痛の代表的なものは筋肉の痛み・靭帯の痛み・関節の痛み、筋筋膜性腰痛(ぎっくり腰)高齢者に多い圧迫骨折・脊柱管狭窄症・側弯症・腰痛ヘルニアなど原因が分かっているもの。
さらに、レントゲンなど検査をしてみても原因がわからないものもあり、ストレスが原因・生活習慣・内蔵機系の障害・細菌感染・癌など検査で原因不明な腰痛もあります。
また腰痛によっては神経障害が起こり、坐骨神経痛や腰痛ヘルニアによる下肢に痺れを覚えられる方もいらっしゃいます。
腰痛の種類によっては、治療効果や治療期間・治療の回復傾向が変わり治る腰痛もあれば治す事が出来ない腰痛に分かれる事になります。
腰痛の治療効果
腰痛の種類がわかれば次は、治療効果について、ご紹介していきましょう
筋肉・靭帯・関節が原因での腰痛について
腰痛が出た時、痛みの場所によって症状の原因になっている筋肉が異なります。また痛みの種類の違いにより問題のある組織が異なります。実際に体の動きを見させて頂くと、本来の体の動きと比較して動かしにくいという動きがあるはずです。それを見極める事によってより効果の高い治療させて頂く事ができます。早めに来院して頂けるほど治りも早いです。
筋筋膜性腰痛(ぎっくり腰)について
背中や腰の筋肉が疲労し急な動きや急に力を使う時によく起こります。症状が出ると痛みで何も出来なくなりますが、実は筋肉の繊維がちぎれてしまったりしている訳ではなく、筋肉を覆っている膜が炎症を起こしている症状です。炎症の熱さが神経に伝達され痛みとして感覚に伝わりますので整骨院での治療の仕方では、まずはアイシングで冷やしてあげる事が第一になります。そこからテーピングやコルセットの付け方の指導を行います。後は、3日保存療養にて安静をすると痛みはマシになります。症状が出た場合、対処が早いほど軽い痛みですみますので、整骨院に来院される事をお勧めします。
高齢者多い圧迫骨折・脊柱管狭窄症について
高齢者に多い腰痛の中でレントゲンを撮ると腰椎が楔(くさび)形に変形する圧迫骨折が多いのが特徴です。圧迫骨折になる原因は、尻餅をついたり階段から落ちてしまったり、強い衝撃でなることが多いです。圧迫骨折になると強い痛みの腰痛となり圧迫された腰椎から姿勢が悪くなり体が丸くなってしまうのも特徴です。
中にはこんな腰痛も…
なかには、脊柱管狭窄症と呼ばれるものもあり神経伝達する為の脊髄が通るトンネルである脊柱管が狭くなってしまう事によって下肢に痺れが出現し、長時間歩けなくなる症状が出てきます。これらの症状は、腰椎の形状に問題がある場合は、治療効果が少ないと思っていただいた方がいいと思います。ただし整骨院に自分の状態を知ったうえで来院される方もいますので一度、整形外科や病院の方で相談されることをお勧めします。
その他の腰痛について
それ以外の症状では、精神的な症状やレントゲンで検査してもわからない場合は、一度専門の病院に診てもらうことをお勧めします。特に癌がある方では、手技によって血行促進する事で癌が成長し癌の症状が進行する場合がありますので要注意になります。くれぐれも、お気をつけいただければと思います。
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