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肩の痛みの原因になる「IST(アイ・エス・ティー)マッスル」って何?

2019年07月17日

こんにちは。かとう鍼灸整骨院上沢院のスタッフ池嶋です。

今回お話しさせて頂くのは、タイトルのとおり肩の痛みにも関係している「ISTマッスル」についてです。

以前も何度かブログでお話しさせて頂きましたが、現在は筋力トレーニングに関する理論がかなり発達しています。そしてスポーツの上級者だけでなく、健康維持のためにトレーニングをしている方々の間でも、インナーマッスルやアウターマッスルといった専門用語をご存知の方も増えてきました。

今はインナーマッスルやアウターマッスルほど知られていませんが、今後重要視されるであろうと思われる筋肉があります。それが「ISTマッスル」と呼ばれる筋肉です。

私と一緒にこの筋肉についての知識を深めていきましょう。

 

インナーマッスルとアウターマッスル

いきなりISTマッスルの説明に入る前に、基本のインナーマッスルとアウターマッスルとは何かについて簡単に確認しておきましょう。

筋肉には、体を「動かすための筋肉」と体を「固定するための筋肉」の2種類があり、前者を「アウターマッスル」、後者を「インナーマッスル」と呼びます。

たとえば歩くときに右脚を上げる動作を考えてみましょう。右の股関節を曲げるために筋肉を使うのはもちろんですが、このとき左脚で片脚立ちの不安定な状態になります。

この状況では左の股関節や背骨、上半身の姿勢が崩れないようにキープするための筋肉も使っています。つまり、体のどこかを動かしたいとき、それと同時に固定したい場所も必ず存在します。これがアウターとインナーのバランスが大切な理由です。

体を動かすためのアウターばかり鍛えすぎてインナーが弱いと、体の軸がぶれて姿勢が崩れますし、インナーばかり鍛えてアウターが弱いと、体を運動した際にすぐに疲労感を感じます。皆さんも一度トレーニングを見直し、両方のトレーニングをバランス良くできているか確認してみましょう。

 

ISTマッスルって何?

ISTマッスルとはInter Scapulo Thoracic muscles (インター・スキャピュロ・ソラシック・マッスルズ)という、なんとも長い名前の略です。

直訳すると「肩甲骨(けんこうこつ)と胸郭(きょうかく)の間の筋肉」という意味になります。「胸郭(きょうかく)」とは少し難しい言葉ですが、肋骨に囲まれた胸の中の空間を意味します。

「胴体の中で上半分ぐらい」と大雑把に考えていただければいいです。要は肩甲骨を胸郭(胴体)につないでくれている筋肉です。

このISTマッスルという概念は、インナーマッスルとアウターマッスルといった分類とは異なる考え方です。つまり筋肉には「ISTマッスルであり、なおかつインナーマッスルでもある筋肉」と「ISTマッスルであり、なおかつアウターマッスルでもある筋肉」の両方が存在します。

主なISTマッスルは以下のとおりです。

 

僧帽筋(そうぼうきん)、大菱形筋(だいりょうけいきん)、小菱形筋(しょうりょうけいきん)、前鋸筋(ぜんきょきん)、小胸筋(しょうきょうきん)

 

僧帽筋は首の後ろから背中の上部を覆う大きな筋肉で、肩甲骨を上げる、下げる、内側へ引き寄せるなど、様々な動きに関与します。

大菱形筋と小菱形は、主に肩甲骨を内側に引き寄せるはたらきが多いです。

前鋸筋はいわゆる「前にならえ」の姿勢のように、腕を前に伸ばすときに肩甲骨を前にスライドさせて肩を動きやすくしてくれます。

実際の日常生活の動作、あるいはスポーツの動作のときには、上記のうち複数が同時に起こることでスムーズな体の動きになっています。

ではこれらの筋肉のバランスが崩れると、どのようなことが起こりうるのでしょうか?

代表的なものを見てみましょう。

 

①肩峰下滑液包(けんぽうかかつえきほう)の損傷

②棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)の損傷

③肩甲上神経(けんこうじょうしんけい)の痛み

 

以下で詳しく説明します。

①まずは肩峰下滑液包についてです。

また長い名前が出てきてしまいましたが、そもそも滑液包(かつえきほう)とは、筋肉同士や筋肉と骨の間の摩擦を軽減させるクッションのようなものです。特に肩から二の腕につながっていく部分で、肩の一番出っ張った部分にあるクッションが肩峰下滑液包です。

肩や腕を動かすための筋肉は、主に肩甲骨を足場としています。そのため、足場である肩甲骨を胴体にしっかり固定してくれるISTマッスル(この場合は僧帽筋と小菱形筋)が弱いと、肩に余計なぐらつきが発生してしまい、クッションにかかる負担が増してしまいます。

これが限界を超えるとクッションそのものが傷つき、炎症を起こします。これが肩の痛みとなるのです。

 

②棘上筋は腕を外側から上に挙げていく動作で使う筋肉で、棘下筋は二の腕を外側にねじる動作で使う筋肉です。

どちらも肩甲骨から肩、二の腕へとつながっている筋肉なので、この筋肉がはたらく際には足場である肩甲骨を固定する必要があります。

この固定に使うISTマッスルが僧帽筋、大菱形筋です。これらの筋肉が弱いと、棘上筋や棘下筋が過剰にはたらかなければいけなくなり、限界を超えると筋肉が傷つきます。これも肩の痛みの原因となります。

 

③肩甲上神経の痛みが出やすい状況は、「前にならえ」のように腕を前に伸ばす姿勢です。

このとき肩甲骨は前方にスライドするように動きます。この動きをサポートしつつ肩甲骨が胴体から離れないようにつなぎとめているのが前鋸筋と小胸筋という筋肉です。

これらの筋肉が弱い場合、肩甲骨のスライドが過剰になってしまいます。すると肩甲骨の縁を回り込むように走っている肩甲上神経という神経が無理やり引っ張られてしまい、肩から腕にかけての神経痛を引き起こします。

まとめ

このようにISTマッスルは主に肩や腕の動きと関係があり、バランスが崩れた場合には様々な種類の肩の痛みの原因となります。

運動をする際にはこれらの筋肉のバランスも意識してみると良いでしょう。当院ではこれらの筋肉のバランスを整えたり、炎症を抑えたりといった施術をさせて頂いております。お困りの際はぜひご相談ください。

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